>レポート>下肢静脈瘤は手術で改善する〜病院へ行こう〜

下肢静脈瘤は手術で改善する〜病院へ行こう〜

手術中

病院のかかり方

長時間立っていると足がだるくなる、足の血管が瘤のように出てくる。症状も見た目も気になる、そんな辛い下肢静脈瘤。積極的治療方法として、手術や硬化療法、血管内治療などいくつか選択肢がありますが、もっともメジャーで多くの病院で行えるのが手術です。手術を受けるための準備ですが、まずは病院を受診する必要があります。受診する科は血管外科や形成外科、皮膚科などです。下肢静脈瘤を専門的に扱っている病院もあるため、まずはインターネットやかかりつけ医などで情報を収集しましょう。病院が決まったら問診や検査をして、手術の必要性を確認、日程を調整します。その際、他の疾患で別の病院にかかられている方は必ずそのことを伝えて下さい。お薬を飲まれている方はお薬手帳も持参します。日程が決まれば、後は病院の方から準備物品や当日までの過ごし方を伝えられますのでそれに従って下さい。

脚

ストリッピングとは

下肢静脈瘤の手術でメジャーなのが、ストリッピングです。ストリッピングとは、足の付け根と膝の内側の2ヵ所を切って静脈の中に細いワイヤーを入れ、ワイヤーごと血管を抜き取る手術です。血管を取ってしまうことに不安を覚えるかもしれませんが、足の血管は深いところと浅いところにあり、片方を取ってしまってももう一方から血液は巡るので心配はありません。傷は足の付け根に1〜3cm、膝の内側に1cm程度のものができますが、最近の技術ではほとんど目立たないようになります。ストリッピングは痛みを伴うため、全身麻酔や腰椎麻酔を行います。そのため3日〜1週間の入院が必要でしたが、これも麻酔技術の進化により、日帰りで行える病院が出てきています。手術のイメージは掴めたでしょうか。下肢静脈瘤は命に関わる病気ではありませんが、肉体的にも精神的にも苦痛を感じやすいので、我慢せず早めに受診されて下さい。